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フィリピンレポート2013年03月

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経済指標

為替




3月の為替は大きく下がりましたが、米ドル、円に対してまだまだ ペソ高になっている状態です。






インフレ率

上記は2012年の12月~今年2013年3月までのインフレ率の動きに なります。フィリピン政府は2011年から2014年のインフレ率目標を3 ~5%に設定しており、 2011年は4.6%、2012年は3.2%と理想的な 上昇と言えます。尚2013年1月も3%のインフレ率となっており、2月 は3.4%の上昇したインフレ率になりました。

証券取引所指数

3月の株式市場は約6%の下げによる調整が入りましたが、 その後いつも通り右肩上がりで順調に伸びてきています。

フィリピン国家統計調整局(NSCB)が1月31日に発表した 2012年10-12月期の実質国内総生産(GDP)成長率は、 前年同期比+6.8%となり、7-9月期の同+7.2%から鈍化した ものの、市場予想の+6.3%を上回り、高い伸びが維持されま した。これにより、2012年通年の実質GDP成長率は前年比 +6.6%と2010年(同+7.6%)以来の高い伸びとなり、フィリピ ン政府の2012年の年間目標値である5~6%を上回りました。




フィリピンニュース特集



2012年の経常収支黒字、2%増の71億ドル 貿易赤字額の倍以上のOFW送金が威力 経常黒字対GDP比率は2.8%(前年3.1%)



フィリピン中央銀行(BSP)は3月22日に、12年第4四半期(12年12月末)および年 間(12年1月~12月)の国際総合収支を発表した。 フィリピンの貿易収支は慢性的赤字にもかかわらず、赤字額を大幅に上回る海外 フィリピン人就労者(OFW)送金により、経常収支は黒字というパターンが定着 している。OFW送金の威力による経常収支の黒字継続がフィリピン経済の特色で あり、ペソ高、株式市場の高パフォーマンスの大きな要因となっている。 [2012年第4四半期の国際総合収支動向] 下表の通り、経常収支の黒字は前年同期比0.8%減の22億0,800万米ドル、対GNI 比、対GDP比は2.4%、3.1%で、それぞれ前年同期より低下したが、依然として黒 字が続いている。海外フィリピン人就労者(OFW)送金が同8.0%増の63億0,300万米 ドルに達し、貿易赤字の32億6,000万米ドル(物資とサービスの合計:以下同様) のほぼ倍となり、経常収支黒字の原動力となっている。 国際総合収支(BOP)の黒字は7.4倍の34億0,500万米ドルと急増。第4四半期の BOP黒字急増は、OFW送金の送金増にくわえ、外国人の証券投資拡大や、居住者 が前年同期の純貸出から純借入に転じたことなどによる。 [2012年年間の動向] 年間の経常収支の黒字は前年比2.2%増の71億2,600万米ドルに増加した。経常収 支黒字の対GNI比、GDP比は2.2%、2.8%で各々前年の2.3%、3.1%から僅かに縮小 した。 貿易赤字が同3.3%減の113億米ドルに縮小する一方、OFW送金が同6.5%増の 233億5,200万米ドルに増加、貿易赤字の倍以上に達したことで、経常収支黒字が一 段と拡大した。 ただし、金融収支の赤字が拡大したことなどで、2012年の国際総合収支の黒字 は同19.0%減92億3,600万米ドルと二桁減少した。対GNI比、対GDP比は2.8%、 3.7%で各々前年の3.8%、5.1%を下回った。 [国際総合収支発表について] 中央銀行は国際収支(BOP)積み上げ方式統計に関して、2003年10月にそれまでの毎 月発表から四半期毎の発表へ変更することを決定した。これは、統計内容の確認、 モニター、調整を強化し、より精度の高い統計を発表することが目的である。 ただし中央銀行は、毎月、純外貨準備高(NIR)の変動から算出した国際総合収支 推計速報値を発表している。ちなみに、最新数値は、12月19日に発表された2012 年11月分速報値。それによると、2012年年初11カ月間の黒字は前年同期比16.5% 減の85億9,600万ドルであった。しかし、上記のような積み上げ方式の国際総合収 支発表は四半期に1回のみである。 コメント もう10年以上もの間、フィリピンの経常収支は黒字を続けている。 貿易収支自体は慢性的に赤字であるものの、この赤字をOFWによる送金が完全に埋め ることで収支としては黒字となっている。 人口の約一割、約800万人のOFWの送金がいかにフィリピンを支えているのかをあらた めて、認識させられる。 また、OFWの送金額は年々増加していることから、「出稼ぎ大国フィリピン」の傾向はます ます強くなると思われる。 By:ヨシ

株価一段と上昇、第1四半期に17.8%上昇! 不動産株23%、サービスと金融株17%上昇! 最高値更新24回、時価総額12兆6千億ペソに! ペソ対米ドルレートも堅調、0.6%のペソ高に!

フィリピンの株式市場上昇ピッチが一段と加速している。代表的な株価指数であるフィ リピン証券取引所指数(PSEi)は、2009年63.00.%、2010年37.62%、2011年4.07%、2013 年32.95%と4年連続上昇しているが、2013年も非常に強い動きとなっている。 ・フィリピン証券取引所指数、ペソ対米ドルレートの動き(年末、もしくは月末値)


3月27日のPSE株価指数(PSEi)終値は6,847.47ポイントで、2月末終値から約126ポイント、率にして 1.87%上昇した。3月はキプロス問題などで総じて調整局面が続いてきた。しかし、欧州系有力格付け機関 フィッチが、フィリピン格付けを投資適格へと引き上げたことで、最終日に約182ポイント、率にして2.74%急 騰、一気に月間プラスへと転じた。 この結果、2013年第1四半期の上昇率は17.80%に達した。1月2日の大発会から史上最高値更新が続き、 3カ月間で終値ベースでの最高値更新が24回(3月は2回)となっている。 第1四半期のセクター別株価指数パフォーマンスに関しては、1位が不動産の22.87%上昇、2位がサービ スの16.80%上昇、3位が金融の16.71%、4位が工業(製造業、電力、建設など)の15.74%上昇、5位が持 株会社の15.70%上昇、6位が鉱業・石油の10.80%上昇と続く。全セクターとも二桁の上昇率となっている。 年初から3月1日までの1日当たり平均売買額は102億1,974万ペソで、2012年年間平均の72億6,128万 ペソ、2011年の同57億1,323万ペソを大幅に上回るペース。外人の累計買い越し額は約400億ペソと高水 準、外人の売買額シェアは50%で、2012年の45%、2011年の37.8%から上昇している。 フィリピン証券取引所(PSE)の時価総額は、2012年4月央に初の10兆ペソ台に到達、2012年末には前年 末比25.7%増の10兆9,301億ペソに達した。さらに、2013年早々に11兆ペソ台を突破、3月27日時点で前 年末比15.1%増の12兆5,845億ペソとなっている。そのうち、国内企業の時価総額は同16.3%増の10兆 9,489億ペソ、海外企業(カナダのサンライフとマニュライフが並行上場)の時価総額が同8.0%増の1 兆,6,356億ペソである。 一方、PDS(フィリピン・ディーリング・システム)でのペソ対米ドルレートは、3月27日終値が1米ドル= 40.800ぺソとなり、2012年12月末の終値41.050ペソから3カ月間で0.250ペソ、率にして0.61%上昇してい る(PDSやPSEの取引記録などより)。 コメント: とうとうフィリピンの株価が上昇して来ました!これからもどんどん上昇されていくのが予想されています。今 後のフィリピンがとても楽しみですね。ゴーゴー!!フィリピン!! By:けいと


トヨタモーター・フィリピン(TMPC)の純利益

トヨタモーター・フィリピン(TMPC)の純利益は同37%増の30億ペソに達した。TMPCの年間販売台 数は同20%増の6万5,396台と好調であった。そして、フィリピン自動車工業会(CAMPI)加盟企業 におけるシェアはトップのの41.7%で、第2位の三菱モーター・フィリピンズの22.3%を大きく引き離 している。CAMPI非加盟企業分を含めた総販売台数シェアも35.8%と高水準であった。 TMPCはCAMPIの車種別シェアでも、乗用車市場で44%、商用車市場で40.7%と双方首位となっ た。すなわち、フィリピン自動車市場の三冠王(総販売台数、商用車販売台数、乗用車販売台数 いずれもトップ)である。このTMPCの三冠王は11年連続の偉業である。 コメント 日本企業が世界で苦戦している。エレクトロニクスメーカーは次々と韓国/中国メーカーに押さ れている状況 日本企業は必ずアジアに進出しなければ世界では戦えない。ならば進出を加速 してほしい。 なぜなら他国企業はものすごいスピードで進出してきているからだ。実際フィリピンでも韓国系自 動車を多く見かけるようになっている。 日本企業の独壇場はもう世界にはないだろう。(フィリピンのトヨタでさえ)だからこそアグレッシブ に他国企業と戦ってほしいと思う。フィリピンのトヨタのようにフィリピンは今後まちがいのなく魅 力的な市場になる。 私は打合せや視察など商業ビルやコンドミニアムを訪れると必ずエレベーターのメーカーを見た 時、日本メーカーの物だとうれしくなる。 ガンバレ日本企業 By:なおき

ベルとメルコ・クラウン、大型カジノ・リゾート 建設正式決定!!

ヘンリー・シー氏傘下の娯楽・不動産企業ベルコープ・グループが、外資と共同でマニラ 湾岸大規模カジノ&リゾート開発・運営を行う意向である。 ベルコープとその100%子会社プレミアム・レジャー&アミューズメント(PLAI)は、 オーストラリアの富豪ジェームス・パッカー氏傘下のカジノ企業メルコ・クラウン・エン ターテインメント社(MCE)と、首都圏パラニャーケ市マニラ湾岸ディオスダド・マカパ ガル通りのベルコープの総合カジノ・コンプレックスの開発・運営を共同で行うことで合 意昨年7月5日に合意書に署名した。 総投資額は10億ドルとなる見込み。そして、3月13日に正式合意、契約が締結された。 MCEはマカオのメルコ・インターナショナルと豪州のクラウンの合弁企業であり、マカオ の有名カジノ「シティ・オブ・ドリーム」の開発・運営企業である。 コメント フィリピンにドンドンとエンターテイメント・リゾートが開発されています。エンリケ・ラソン 氏のカジノ開発から、次はヘンリー・シー氏!!次は、どの方がカジノ開発を行うので しょう。楽しみですね。。




世界富豪番付にフィリピン人11名ランクイン!!

世界富豪番付にフィリピン人11名(前年6人)>SMのヘンリー・シー氏、132億ドルで68位,ユニクロ 柳井氏の133億ドル(66位)と並ぶPALのルシオ・タン氏、50億ドルで248位 米国経済誌フォーブスがこのほど、第26回世界富豪番付(2013年版)を発表した。対象は世界各国 の資産10億ドル以上の資産家。今回、資産10億ドル以上の富豪としてランクされたのは1426名、前 年の1226名から200名増加した。 2012年世界富豪番付第1位は、4年連続でメキシコの通信・メディア王カルロス・スリム氏で資産額は 約730億ドルであった。2位は米国マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の670億ドル、3位はスペイン のファッション大手ZARA創業者アマンシオ・オルテガ氏の570億ドル、4位は米国投資家ウォーレン・ バフェット氏の535億ドル、5位は米国オラクル社CEOラリー・エルソン氏の430億ドル。日本人では、 ファーストリテイリング柳井会長の66位(133億ドル)が最高であった。 フィリピンからは11人がランク入りし、前年の6人から大幅増加した。フィリピンの高成長や株式市場 の大幅上昇などを反映していると言えよう。 フィリピンのトップは、引き続き、SMグループ総帥ヘンリー・シー氏一族であった。資産額132億ドル で世界68位となっている。資産額は前年の80億ドルから大幅増加、世界順位も前年の116位から急 上昇した。 第2位も、前年と同様に、フィリピン航空(PAL)などの総帥ルシオ・タン氏一族の50億ドル(世界248 位)、3位が港湾業務最大手ICTSI総帥エンリケ・ラソン氏の49億ドル(世界258位)、4位が不動産大 手メガワールド総帥アンドリュー・タン氏の39億5,000万ドル(世界345位)、5位が建設大手DMCIのデ イビッド・コンスンヒ・ファミリーの28億ドル(世界503位)などと続く。 コメント フィリピン最大のお金持ちであるSMグループ総帥のヘンリー・シー氏が昨年より順位が48ランク と大幅に上がり68位となってますしかも、フィリピンからは昨年の6名だったところ、今回は11名 に!これは、まさしくフィリピンが発展しているという事ですね。。By:ヒロ




教育省、公立小中学校の運営予算を増額

政府は全国公立小中学校の生徒数を2,000万人にする取り組みを強化している。 教育省は、政府のこの方針に沿って、今年の学校運営維持費(MODE)予算を46%増額した。教育省と予 算管理省(DBM)は公立学校の運営維持費予算を設定する詳細な方式を導入することで合意。予算額の 決定には、生徒数のほか、教室や教師の数も考慮される。 小学校の予算は前年比68%増の66億7,000万ペソ(1校平均17万3,450ペソ)に、中学校の予算は同23% 増の47億5,000万ペソ(1校平均63万5,700ペソ)にそれぞれ二桁増となった。 また、現職教員のトレーニング費に前年度予算を約6,800万ペソ上回る3億3,700万ペソの予算が充当さ れた(13年3月14日のフィリピン教育省発表より)。 コメント 今年3月15日、フィリピン大学に通う16歳の女子大生クリステラ・テハダさんが1万ペソの学費を払えず自 殺しました。このニュースは珍しく日本でも取り上げられていたようですが、比の教育事情もまだまだ改善 すべき要素を抱えています。 上記の教育省発表では各公立学校への予算が前年比を大きく上回る形で導入されました。しかしこの国 の場合、実際に問題になってくるのは、この予算額そのものではなく、これが間違いなくどの学校にも届く のかという部分にあると言えます。俗にいう汚職です。 教育省に入った予算は、おそらく各州の知事や市長の認証を得て、各学校に配られるはずですが、末端 まで行き渡らない可能性が非常に高い。。。。血族がものをいう国なので、ある学校には届き、別の学校 には届かないで、そのうちみんな予算のことなんか忘れてしまう。そうやってうやむやになっていってしま う。予算の話が出るたびに、私はそういう懸念を抱いてやみません。




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購読者募集!毎日配信 平日 月〜金 最高の日本人アナリストが書く 最新の経済金融情報を読み 史上最高の経済成長を知る 監修 伊左治 稔 情報提供サービス・経営コンサルティング・アウトソーシングサービス会社 日本証券アナリスト協会検定アナリストとして20年以上にわたって日本、 シンガポール、タイ、フィリピン、米国などの経済、株式等の調査活動に従事、 アジア経済界で築いた協力な人的ネットワーク、ビジネス慣行・資本市場二関する 詳細な知識、資金運用ノウハウを活かしフィリピン進出日系企業・個人を支援している。









Contents

2013

2014

2012

2011

  • プリセールの時代は終わる。フィリピンの不動産は、現物市場へ突入!海外不動産案内船「土佐丸」
  • 不動産運用の新しいカタチ ホテル・コンドミニアムサービス Versailles Stay
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