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フィリピンレポート2013年07月

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経済指標

為替




今月は、ほぼ横ばいで推移した、米ドルとペソ。今年に入って、ゆっくりとペソ安ドル 高で推移しています。
これからのトレンドが気になるところです。






インフレ率

今月のインフレ率は2.8%と低くおさまりました。この調子でいけば、インフレ率が、政府 インフレ目標(3.0~5.0%)内に収まる見通しとなっています。 世界市場での石油価格の高騰によるガソリン・ディーゼル油値上げなどが来月は響い て、インフレ率を押し上げることになると予測されます。

証券取引所指数

6月末に、6000を割っていましたが、順調に回復し、6800まで戻しました。約13%の伸び です。来月もこの流れで買いが入れば、7000も視野に入ってきました。




フィリピンニュース特集



フィリピンの2013年第1四半期 GDP成長率7.8%

フィリピンの2013年第1四半期GDP成長率(実質ベース:以下同様)は7.8%であった。 これは、ASEAN(東南アジア諸国連合)主要国の中で最も高い成長率である。ちな みに、インドネシアは6.0%、タイは5.3%、ベトナムは4.9%であった。そして、中国の 7.7%をも上回るアジア主要国最高の伸びでもあった。 これを受けて、フィリピン政府はGDP成長率目標を引き上げるとの観測が浮上したが、 これまでの成長率目標据え置きが決定された。 政府のマクロ経済指標目標決定機関である開発予算調整委員会(DBCC)は、GDP 成長率目標に関して、2013年6~7%、2014年6.5~7.5%に据え置くと発表した。 2013年は第2四半期も好調を維持したと見られるが、中国の景気鈍化懸念など不透 明な海外要因により、据え置きが決定されたと見られる。 このほか、財政赤字上限目標は2013年が2,380億ペソ、2014年が2,662億ペソ、対 GDP比率上限は両年ともに2%と設定されている。 また、2013年の国際総合収支の黒字目標は44億ドル、海外フィリピン人就労者 (OFW)からの送金の伸び率目標は5%である。 コメント 少し前の話だけれど、1本3ペソだったマルボロライトは、気がつけば4ペソに。7ペソだっ たジプニーの運賃が8ペソになった。 そして首都圏高架鉄道の運賃も近いうちに値上りするらしい。この先もどんどん物価が 上がっていくのだろうか。しかし裏を返せば、それが成長を続ける国の証なのかもしれな い。

全日空、フィリピン航空との提携予備協議を実施 主要株主のサンミゲル、交渉は事実と発表

7月8日付けフィリピン・インクワイアラー紙が、「海外の有力航空会社がフィリピン航 空(PAL)への出資に関心を示している。主要株主のサンミゲルは、フィリピン航空 (PAL)経営における、新たな戦略的パートナー候補として、全日空(ANA)やエミ レーツ航空などをピックアップ、提携交渉を開始した」と報じた。 この報道の正否を問うフィリピン証券取引所(PSE)に対して、サンミゲルは7月8日 に「ANAとは、PALとの提携に関して、予備的な協議を行ってきた。しかし、エミレー ツ航空からサンミゲルへの接触はない。提携交渉に関して進展があれば、適切な 情報公開を行う」と回答した。 なお、多角化を推進してきたサンミゲルは2012年に、100%子会社であるサンミゲ ル・エクイティー・インベストメントを通じて、フィリピン航空(PAL)に資本参加した。そ の結果、現在のPALの出資比率は、フィリピン第2位の富豪であるルシオ・タン氏グ ループが51%、サンミゲル・グループ49%となっている。そして、サンミゲルのラモ ン・アン社長がPALの社長も兼任している。 PALは近年、労働問題、コスト増、格安航空会社セブ・パシフィック航空(CEB)など の台頭などにより、経営不振を余儀なくされてきた。しかし、サンミゲルの資本参加 などによる経営立て直しに着手、今後は、輸送能力増強、機体新鋭化による競争力 強化を目指すとの方針を打ち出し、実際に新鋭機大量発注などを行っている。 一方、ルシオ・タン氏グループも、事業や組織の大規模な再構築を行ってきている。 2012年に傘下の洋酒企業タンドゥアイ・ホールディングス(タンドゥアイ)の授権資本 の5倍増額、社名のLTグループ社(LTG)への変更を行い、主目的を洋酒醸造関連 持株会社からルシオ・タン氏の事業統括持株会社へと変更した。 LTGは、ビールのアジア・ブリュワリー、洋酒のタンドゥアイ、煙草のフォーチュン・ タバコ、不動産のイートン・プロパティー、商業銀行フィリピン・ナショナル・バンク (PNB)など、ルシオ・タン氏傘下の多くの企業を統括する。しかし、PALについては、 LTGに組み入れないことや、PALやその持株会社PALホールディングスの株式売却 を真剣に検討していると正式表明している。 このような状況下で、ルシオ・タン氏グループが保有するPAL株式51%の行方が 注目されている(13年7月8日のフィリピン証券取引所回覧5693-2013号などより)。 コメント この報道だけでは、全日空などが比航空に出資するのかどうか分からない。ただ、 サンミゲルが資本参加する比航空が、水面下で何か動こうとしているのを感じる。 この一方で、ほぼ強制的に退職に追い込まれた比航空の職員たちが数年前、抗 議活動として空港周辺にテントを張って結集し暮らしていたのを思い出す。横になっ てテレビを見ていたり、ダーツやチェスをしていたりする人がいて、抗議運動として は随分のどかだなと感じた。今度近くを通ったらのぞいてみよう。 By:Nobu

トラベラーズの新規上場延期カジノホテル 「リゾーツワールドマニラ」運営企業

有力持株会社アライアンス・グローバル・グループ(AGI)は、カジノリゾート事業部門を、 フィリピン証券取引所(PSE)に上場させる意向である。 AGI傘下のトラベラーズ・インターナショナル・ホテル(トラベラーズ)は、ゲンティン香港 と組んで、ニノイ・アキノ国際空港第3ターミナル(NAIA3)隣接地で「リゾーツワールド・ マニラ(RWM)」を運営している。現在、「リゾーツワールド・マニラ(RWM)」は、172室 (全てスイート)のマキシムズホテル、342室のマリオットホテル・マニラ、割安ホテルの レミントンなどで構成され、総部屋数は1,226室に達している。今後5年内に3,400室と する計画である。 RWMは新拡張計画として、2軒の新しい有力ホテルの建設に着工。新たなホテルと は、シェラトン・ホテル&リゾート(シェラトン)とヒルトン・ホテルズ&リゾーツ(ヒルトン) である。さらに、国家的大型カジノリゾートプロジェクトでもあるマ二ラ湾岸沿いの「マニ ラベイ・エンターテインメントシティー」においても、カジノリゾートを開発しつつある。 RWMの業績は好調に推移している。このRWMの運営企業のトラベラーズは、今年 7月の新規公募(IPO)、フィリピン証券取引所(PSE)への上場を計画していた。しかし、 このところの株式市場急落を受けて、トラベラーズはIPO、新規上昇を延期すると決定 した。トラベラーズは株式市場が落ち着きを取り戻せば、今年10月ないし11月に実施 する意向と報じられている。 フィリピン証券取引所(PSE)も、7月8日に、トラベラーズのIPO、新規上場延期決定 と正式発表した(13年7月8日のPSEメモ201-2013号などより)。 コメント カジノリゾートを運営するトラベラーズ・イターナショナル。この企業の兄弟会社が、メガ ワールドです。そして、これらの持ち株会社が、アライアンスグローバル社。ようは、ア ライアンスグローバル社の株を購入すれば、メガワールドの利益も、アライアンスグ ローバルの上場などの好材料も株価に織り込まれることになります。個別銘柄投資も 良いですが、こういった持ち株会社への投資は、ポートフォリオ投資としては比較的な 安全な投資といえるのではないでしょうか?内緒ですが、僕もこれはホールドしていま す。 By:Yoshi

フィリピン無査証滞在期間30日間へ延長

在フィリピン日本大使館は、7月25日に、フィリピンの無査証滞在期間の延長について、 以下のような発表を行った。 1.今般、フィリピン入国管理局より、フィリピンを一時的に訪問(観光目的や商談等商用 目的等)する短期滞在者に対する無査証滞在期間を、従来の21日から30日(日数は到 着日から起算)に延長する旨通報があった。この新たな措置は本年8月1日より実施され る。 2. ただし、入国審査において,パスポートの有効期間が6か月以上残っていること及び 30日以内にフィリピンを出国することが確認できる復路の航空券(又はフィリピンから他 国に渡航するための航空券)を提示する必要がある。 パスポートの有効残存期間が6か月未満であったり、入国審査時に復路の航空券(ま たはフィリピンから他国へ渡航するための航空券)を提示できない場合には、退去命令 が発出され、強制的に退去させられる可能性もあるので注意すること(13年7月25日の 在フィリピン日本大使館発表より)。 コメント フィリピン観光省は、2016年までにフィリピン訪問者数を1000万人に目標を掲げており 観光客誘致の為に滞在期間をこの度延長したと思われます。 日本以外にも約150か国が同様に延長されており、非常に手軽に訪問できるようになり ました。 By:ヒロ

Contents

2013

2014

2012

2011

  • プリセールの時代は終わる。フィリピンの不動産は、現物市場へ突入!海外不動産案内船「土佐丸」
  • 不動産運用の新しいカタチ ホテル・コンドミニアムサービス Versailles Stay
  • メトロマニラに特化した、完全日本人向け賃貸情報サイト CONDO NAVI
  • オリジナル内装ブランド OASIS
  • 暮らしの困ったを解決します!匠ハウスケアサービス
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