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2月の為替は上がり、下がりがあるものの、米ドル、円に対してペソ安に振れつつありますが 長期的にはペソ高が続くでしょう。
上記は2012年の年間のインフレ率の動きになります。平均3.2のインフレ率となりました。 フィリピン政府は2011年から2014年のインフレ率目標を3~5%に設定しており、2011年は4.6%、 2012年は3.2%と理想的な上昇と言えます。尚2013年1月も3%のインフレ率となっております。
2012年の年末に引き続き、2月の株式市場も1月同様、右肩上がりで伸びてきています。 2013年に 入り終値ベースで21回、最高値を更新しています。
左の図は1948年から2012年までの GNI(国民総所得)とGDP(国内総生 産)のグラフになります。
「ASEAN諸国の最新データと比較する と、フィリピンの第4四半期GDP成長率 6.8%は、ベトナム(5.4%)、シンガポール (1.1%)を上回っている。他のASEAN加 盟国は未発表などで比較できない状 況であるが、成長率上位にランクされ ると推定される。なお、中国の成長率 7.8%には及ばなかった。」~フィリピン 経済・金融・投資情報誌より
左の図はGDPの内訳をセクターごとに分けた グラフです。 「年間のセクター別成長率は農林水産業が 2.7%(前年も2.7%)、鉱工業が6.5%(前年 2.3%)、サービス産業が7.4%(前年5.1%)。鉱 工業が急回復したこととサービス産業の成長 率が一段と高まったことで、GDP伸び率が大 幅に拡大した。特に、建設業の成長率が 14.4%で、前年のマイナス7.3%から急改善し たことが目立つ。」~フィリピン経済・金融・投資 情報誌より
[2013年の政府見通し] フィリピン政府は、2013年の成長率は、2012年から更に高まると予想し、政府目標6~7%の達成は十分可能 であるとしている。その根拠として、まず、公共事業拡大や官民連携(PPP)事業の本格化による建設・インフ ラ投資の増加が挙げられている。民間ベースでも、BPO(アウトソーシング)ビルや住宅建設が一段と活発化 すると見込まれる。さらに、年前半は選挙特需で飲食料や広告支出などが増加しそうなこと、インフレ沈静化 にともなう家計支出の一段の拡大、主要国景気の底打ちに伴うエレクトロニクス等の輸出回傾向なども成長 率を押し上げることになりそうだ。農業部門において、年前半は、昨年12月に来襲した大型台風の影響が残 りそうではあるが、2013年の天候は比較的良好と予想されており、堅調な成長が続くと期待されている。(13 年1月31日のフィリピン国家調整委員会発表 ~フィリピン経済・金融・投資情報誌より)]
世界的な調査・コンサルタント会社ニールセンは「2012年第4四半期世界消費者信頼感調査」 結果を発表した。
消費者信頼感指数は、100 を基準にその上下で楽観と悲観の度合いを示す指標であります。
最新調査では世界58カ国・地域の約3万人の消費者を対象に実施され前四半期よりも1ポイ ント低下し91となった。48カ国・地域で指数が低下する中、フィリピンは1ポイント上昇し119ポ イントで世界2位となり、消費者信頼感指数が最も高かったインドの121ポイントに2ポイント差 まで迫っている。米国89ポイント、日本は59ポイントだった。
消費者信頼感指数は消費者にどれだけ購買意欲があり、また景気についての楽観を示す側面 がある。フィリピンの世界第2位 119ポイントは消費者が景気向上を肌で感じている証拠ではな いだろうか。
不動産コンサルティング会社コリアーズ・インターナショナルがウェブサイトに2012年フィ リピン不動産市場動向、と1年後の見通しを発表した。 http://www.colliers.com/en-gb/philippines
2012年第4四半期の首都圏マカティ中央ビジネス区(CBD)の平均土地価格は1m²約29 万ペソで、前期から1.0%近く上昇。ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)も成長を加速さ せている。コリアーズレポートでは、マカティCBDとBGCは今後1年間に5%以上上昇すると 予測している。
マニラの高級コンドミニアムの需要は依然として好調で、マカティ中央ビジネス区(CB D)2012年空室率は5%以下であった。 CBDのコンドミニアム(3BR)の1カ月の平均賃貸料は、2011年より上昇し、1m²当た り平均720ペソとなっている。マカティCBDとボニファシオ・グローバルシティ(BGC)の賃 貸料は2012年第1四半期からほぼ同様なペースで上昇していて、1年後の賃貸料は、マ カティCBDで6.3%、BGCで6.4%、上昇すると予想してる。(コリアーズ・インターナショナル 資料参照)。
012年の累計輸出額は前年比7.6%増の519億9,400万米ドルであった。過去最高であった2010 市 年の514億9,750万ドルを2年ぶりに更新、史上最高となった。 製品輸出が同12.4%増の442億0,818万米ドル(構成比85.0%)と二桁増。一方、非製品輸出に関し て は 、 農 産 物 輸 出 が 同 11.6% 減 の 35 億 5,082 万 米 ド ル (6.8% ) と な っ た 。 品 目 別 で は 、 第 1 位 が エ レ ク ト ロ ニ ク ス 製 品 225 億 5,696 万 米 ド ル ( 構 成 比 43.4% ) 。 米国で同4.1%増の73億9,542万米ドル(14.2%)。第3位は中国(シェア11.9%)であった。( なお、国別輸出先トップは引き続き日本で前年比11.2%増の98億8,127万米ドル(19.0%)、2位は 国家統計局発表) 輸出といえば海外出稼ぎ労働者のフィリピンだが、現在史上最高の輸出額を更新している。これは政 府が積極的に誘致した外国企業が比国内で製造し輸出している中継貿易の要素が大きい。この輸出 増が国内雇用を伸ばしGDPを押し上げているのは間違いないでしょう。
フィリピンの最大銀行(総資産)であるBDOユニバンク(BDO)が2012年度(1月~12月)の決算を 発表した。 それによると、2012年の純金利収入は前年比7%増の362億ペソと好調であった。売買益や手数 料など非金利収入は同18%増の246億ペソに達した。増収効果に加え営業費用抑制効果などによ り、純利益は同36%増の143億ペソへと大幅増加して連続最高益更新となった。 ザ 2012末の不良債権(NPL)比率は2.8%に低下し、不良債権貸倒引当率は126%へと上昇した。また、 435億ペソ(10億ドル)の株主割当増資を実施し、自己資本比率は19.1%へと上昇。 BDOの2012年末の支店数は760店超、ATM設置台数は1900台超に達している。そして、総資産、 受け入れ預金残高、融資残高ともに業界トップとなっている。(フィリピン証券取引所回覧1790- 2013号より)。 BDOが2012年の決算を発表し、最高益を更新した。フィリピンでは各種企業が史上最高の経済成 長を背景に最高益を更新しているが銀行というのは特別である。現在の日本では銀行の合併/吸収/ 破綻などネガティブな話題しかないが、フィリピンでは銀行の好調がさらなる外国投資を呼込み、預 金獲得にも繋がっている。BDOの純利益は300億円を超えており、アジアの銀行だからというマイ ナスのイメージは捨てるべきでしょう。日本国内に預金を持つより安定的に成長が望めるという日本 (他外国)からの資産フライトが今後も加速するのは間違いないでしょう。 弊社での銀行関連サポートも勿論、提携BDOで行っています。
不動産大手のメガワールドは、セブ州マクタン島における大規模複合開発プロジェクトを始動 させた。メガワールドは2月20日に、セブ州マクタン島において、「ザ・マクタンニュータウン」プ ロジェクトの着工式を開催、アキノ大統領などが出席した。このプロジェクトは、高級リゾート 型コンドミニアム、オフィス・ビル、世界水準のショッピングモール、スポーツ・娯楽施設、リッチ モンド・ホテル等を含むニュータウンを創設するというものである。メガワールドは今後7年間 で、このプロジェクトに200億ペソを投ずる方針である。 この「ザ・マクタン・ニュータウン」は、昨年7月に、フィリピン経済区(PEZA)のIT・観光・退職者 (シルバー)関連複合特別経済区として認定され、アキノ大統領がその旨を大統領令407号 にて宣言している。なお、「ザ・マクタン・ニュータウン」における、高級リゾート型コンドミニアム 「8ニュータウン・ブルバード」は昨年予約販売が開始され、日本の定年退職者・予定者向け などに完売した。ワンパシフィックレジデンスは販売中。 弊社TMSは2011年8月より8ニュータウンの専任販売を開始し640室を完売。現在もうひ とつの退職者向け高級コンドミニアム ワンパシフィックレジデンスを販売中。フィリピンの土 地開発においてPEZA指定は最も重要な要素である。これはマニラのPEZA指定を受けた エリアの開発状況をみれば一目瞭然である。理由は税の優遇で投資、外資企業を呼込む 為に必要不可欠なのである。メガワールド社はこれを背景に200億ペソの投資を行い開発 を続けていくことになる既にオフィスビルであるワンワールドには外資系企業2社の入居が 決まり始業する(2社は式典にも参加していた)既にマクタンニュータウンの枠組みは出来あ がりつつあり、次はコンドミニアムの完成を待つのみである。