2010年のGDP成長率は、最終的に7.3%と好記録を達成しました。 この数値はマルコス政権が終わった1986年以来一番の勢いをみせました。 昨年は現大統領のアキノ氏が勝利および就任し活気ある1年でもあり、国が変わった1年でした。
大手石油会社(3社)がガソリンの値上げを発表しました。
リッター0.5ペソの上昇です。
2月には1ペソの上昇も??
フィリピンでも主食のお米の価格が2ペソ/キロ値上がりし台所事情に直接影響し、更なる値上がりが近くある
という話も。
バスの値上がりに続いてタクシー運賃の値上がりが一部の車両を対象に始まりました。
2月から、ジプニーの初乗り運賃が1ペソ値上がりし、8ペソとなります。
食品等の物価が高騰していますがフィリピン産の野菜のほとんどは北ルソン島のバギオ市から運送されています。
ガソリンの価格が値上がりすれば当然、運送費も上がり販売価格も値上がりします。
フィリピン人の年金受給社は電気代5%の割引を申請することができます。
許可数は1人1軒及び百キロワット以上使用されない場合のみ。
HSBC発表
フィリピンは2050年までに世界の経済国30に昇り上がるとつ伝えています。
またアジアの国々が世界経済を引っ張るのではないかと発表しています。
現在、中国が一番の成長率を誇っておりますが、2030年までにはインドが中国を上回るのでは
ないかと予測しています。
他に教育や政策の発展が期待されているマレーシア、タイ及びインドネシアもアジアの期待の星です。
食品:2.3%(3.1%)
飲料・タバコ:0.1%(1.3%)
非商品粗製品:2.4%(1.7%)
鉱物燃料・潤滑油類:-(9.6%)
動植物性油脂;0.1%(1.1%)
機械類:0.2%(2.5%)
その他:0.2%(1.9%)
発表された2010年11月の小売り物価指数が上記の通りになります。
各項目、前月比と前年同月比と分かれております。
前年比はどれも最低1%の上昇があります。
消費者物価指数は前年同月比3.6%でした。
もちろん建設が多い昨今、建築材料もすべて値上がりし建築材料小売り物価指数が上昇しています。
木工関連材料:4.2%
電気材料:4.1%
石材・レンガ:1.2%
塗料:2.0%
配管材料:3.7%
ブリキ材:2.4%
その他建設用材:3.5%
フィリピン自動車工業会(CAMPI)によりますと、昨年の新車販売台数は一昨年に比べ27%増の16.8万台です。公共交通機関が不足しており、車社会のため渋滞も酷いです。
しかし、日本車勢の販売成績は伸び続けています。
在留邦人は計1万8,202人となっております。そのうち永住者は4,476人です。
この5年間で在留邦人は約3割増加しており、永住者は増加数の約75%を占めています。
マニラ首都圏 56% (マカティ市 24%) セブ 10% ボニファシオ 41%
フォート・ボニファシオ・グローバル・シティーの開発が進む中、日本人駐在者及び家族の数が増えています。
日本人学校が当エリアにあるのも人気な理由ですが、新しく、綺麗な街でもあるからです。
バスやジープニーの走行数が多いマカティと違い、立入禁止なため空気が綺麗で緑が多いです。
電気トライシクルが増えつつありますが、まだ需要は満たされていません。電気ジープニーも、普及すれば車要らずで街内を移動できるようになります。
(在フィリピン日本国大使館 2010年10月の統計)
中央銀行によりますと、ローカル銀行のほとんどが住宅ローンの返済期間を最長25年に変更する計画
があることを告げました。2010年第3四半期の住宅ローンが前年同期比より10%も増加しています。
年々増加している融資に伴い消費者の信用度が上昇、結果的に返済期間も伸び、金利も下がります。
マカティ市内、及び周辺のコンドミニアム賃貸相場が上昇しています。 高級コンドミニアムの賃貸料くぉ2010年第3四半期と前期(第2四半期)を比べると約1%値上がり していますが今年の第1四半期には上記のような値上がりが期待されます。 オフィス・スペース及び商業施設の賃料上昇も期待されますが、資本価値も上がる傾向にあります。 マカティCBD、ロックウェルとフォート資本価値グラフ(平米/ペソ)がございます。 2011年の第1四半期には今までの資本価値を各地域が更新する予測がでています。
国内で2番目に大きい醸造所(Brewery)、国内最大のタバコ会社、ホテル、デベロッパー
、大学、フィリピン航空や銀行をも所有するフィリピン人実業家、ルシオ・タン氏(Lucio Tan)が
中国での不動産投資拡大を発表しました。
デベロッパーのイートンプロパティーズグループ(ETON Properties Group)中国は
香港、上海、アモイ市、大連市、瀋陽市、北京と深圳市に計200万平米以上のホテル、
コンドミニアム、アパートメント、住宅地やショッピング・モールの開発が行われます。
投資額は約204億人民元(約2500億円)に上るといわれ7都市がフィリピン拠点のデベロッパーに
よって開発されます。
セブパシフィックは北京、上海、広州、香港、マカオと台北までの飛行数を週80便に増やします。
中国間の乗客数が2割増加する予測がでているからです。
2011年は前年の目標から18%増の1200万人の乗客数を目標としています。
1月下旬には新エアバスA320が到着し乗客数増を狙います。
デベロッパーのフィルインベスト社(Filinvest)の小会社でもあるEastWest銀行が ホームローンの金利(初年のみ)を5.88%とフィリピンで一番安い金利を発表しました。 これからも各銀行も金利の値下げを行うと予測しています。
マカティにはグリーンベルトやグロリエッタといった高級モールがございます。 セブ島にはアヤラランド社が開発をおこなったアヤセンターセブがあり大人気なモールです。 このモールに約30億ペソを投資しモールの拡大を図ります。 グリーンベルトの一部にある同様のブランドショップ等をテナントに入れ 供給を満たします。 当モールはエコシステムがあり水や太陽を利用しています。こういったエコシステムも再追加されます。
メガワールド社とフィルエステートランド社が共同でタガイタイカビーテ市(tagaytay,cavitecity) の1149ヘクタールの広大な土地に観光施設のプロジェクトを計画しています。名前はTWIN LAKES。 開発には高級ホテル、別荘及びコンドミニアム、ショッピングセンター、植物園、スポーツクラブ、 ゴルフコース、寄宿学校とリタイヤメント施設及び医療施設が含まれています。 タガイタイはカビーテ市(マニラから約60キロ南)の最南端に位置しtaal Lakeという湖も近くにあり 標高が高いため天候は常に涼しい気候です。 当地には火山もTaal Lakeの中心に位置します。 また、フィルエステートランド社の筆頭株主(60%)はメガワールド社の親会社のAlliance Globalです。 大手デベロッパーのほとんどがリゾート開発や観光地の整備を行っているのは 観光事業の明るい将来が待っているを予測しているからです。 2016年には600万人の観光客を目指すと同時に130億ドルの歳入を計らっています。 ※約GDPの4%