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フィリピンレポート2012年7月

経済指標

為替




ペソvs日本円
7月一周目はペソ高でしたが、7月終盤はペソ安になり、
来月も引き続きペソ安傾向になる模様です。(ペソ高:1.92 ペソ安:1.87)

ペソvs米ドル
今月は変動が激しい月となりました。ですが日本円同様ペソ安の傾向になります。
(ペソ高:0.024 ペソ安:0.0236)






インフレ率

フィリピン国家統計局(NSO) 7月23日発表によると2012年5月の全国総合卸売物価指数は 前年同月比0.3%上昇となり、前月(同0.6%上昇)から0.3%低下しました。 卸売物価指数が前年同月から鈍化したのは、非食用原料(燃除く)等の卸売物価指数の大幅な落ち込みによるものです。 非食用原料29.6%低下 化学製品5.7%低下 食品1.8%上昇 飲料・たばこ2.0%上昇 鉱物燃料・潤滑油類1.2%上昇 その他製品2.0%上昇




証券取引所指数

今月は穏やかに右肩下がりの傾向にあります。
7月2日から20日間の平均終値は5,268.69となり ました。
そして最高終値は5,369.98、最低終値は5,189.97になりました。>





フィリピンニュース特集



世界銀行、IMF共にフィリピン成長率予測を上方修正


世界銀行は19日に発表した最新の 東アジア四半期経済予測で、 フィリピンの2012年の予想成長率を 4.6%とし、前回の4.2%から0.4ポイ ント上方修正しました。1~3月期に 前年同期比6.4%という高成長を記 録したことを受けたもので13年には 5%まで成長率が拡大すると予想し ています。そして、公共投資やフィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)からの送金による内需拡大 に支えられ、堅調に推移すると指摘しました。今年については海外送金が5%、輸出が 4.9%の幅で伸びるとの予想を打ち出し、インフレ率は許容範囲内の3.5%に収まるとみ ています。また国際通貨基金(IMF)現地定期調査団が7月16日から19日までフィリピンを訪問、経済 関連閣僚、テタンコ中央銀行総裁、財界人らと面談を行いながら、最近のフィリピン情勢 や今後の動向に関する分析を行いました。



フィリピンの今年第1四半期(4~6月) のGDP成長率が6.4%とASEAN最高 の伸びとなったこともあって、フィリピン のGDP成長率予想に関して、今年4.8 %(4月時点の予想は4.2%)、2013年 4.9%(同4.7%)へと上方修正しました。さらにIMF調査団は「フィリピンの経常収支と国際総合収支ともに黒字を維 持、インフレ率も政府目標圏内におさまりそうであり、財政収支も改善傾向にあります。 世界経済変調がダウンサイドリスクではありますが、第1四半期の勢いを維持できれば、 年間成長率は今回の上方修正予想をさらに上回るというサプライズの可能性もある」とコ メントをしました。 上記のようにフィリピンの経済成長は階段を一歩ずつ確実に上っていくように右肩上がりに伸びております。 この傾向をみて今フィリピンは海外企業から熱い注目を浴びています。 世銀、IMFともに成長率予測を上方修正しており、もしかしたら予測を上回る可能性もあるというコメントをあ りますので、フィリピンの成長に大期待できますね。 

フィリピン投資適格水準引き上げ


比国債格付け引き上げを受け英投資銀行が1年半 後に比は投資適格水準にと報告しました。英投資銀行のバークレイズは6日、「フィリピン:将来性のある国」と題する報告書を発表し、フィリピンの国 債について、1年半後までには主要格付け会社から投資適格水準を示す格付け(BBB)まで引き上げられる、 との見通しを明らかにしました。






米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が4日に比の外貨建て長期国債の格 付けを「BB」から「BBプラス」に1段階引き上げたのを受けた分析で、投資適格水準である 「BBB」まで1段階引き上げられる時期を12カ月から18カ月後、と予測しました。報告書は、資金洗浄防止策の強化、財政収支やインフレ率の改善、 弾劾裁判の成功に見られるアキノ政権の指導力などを評価しました。そ の上で「インドネシア国債が投資適格水準に達した後、市場はアジ アにおける次の成長国としてフィリピンに注目し始めた」と指摘しま した。(12年7月9日のマニラ新聞より)


成長率予測を上方修正のニュースに引続き、投資適格水準引き上げが発表されました。 次の成長国として世界が注目し始めたフィリピン。 この経済成長と共に政府が今後フィリピン経済の土台となる青年たちの教育制度、教育内容にもっと 力を入れてくれれば鬼に金棒になるでしょう。




12年中に900店舗に拡大


フィリピン・セブン社は、同社が展開するコンビニ エンスストア、セブンイレブンの店舗数を、12年中 にさらに180店舗増やし、計900店舗に拡大します。 セブン社の市場占有率は約50%で、1~3月期の 純益は前年同期比52%増の5,634万ペソとなって います。 (12年7月9日のマニラ新聞より) 今までのフィリピンは「サリサリストア」というフィリピン独自のコンビニのようなお店が家の近く、学校 の近くに多くありました。値段もあまり上乗せをしていないので、いつも必要なあればサリサリストア で買い物をしていました。コンビニも前からあったのですが、やはりサリサリストアと比較して値段が少々高めなのであまり人 気はありませんでした。現在は標準給与額もあがり、欧米文化が大きな影響を与え、一般の最低賃金の人でもコンビニを よく利用するようになってきています。またすべてのコンドミニアムにコンビニがあるのを目にします。 コンドミニアムが次々と建ち始めておりますので、コンビニの需要も確実に上がってきているので しょう。






BPO大手がダバオ進出

米シンシナティに本拠を持つコールセンター大手のコンバー ジ ーズ社が、ミンダナオ地方ダバオ市でコールセンター事業を始めます。2カ所に事業所を開設し、従業員数は約千人。 同社はすでに、ルソン、ビサヤ両地方に計18カ所の事業所を 開設しており、雇用総数は約2万6千人となっています。(12年7月9日のマニラ新聞より) 今までコールセンターはフィリピンの首都に集中しておりましたが、フィリピンの経済成長も都心から首都圏外まで広がりをみせている今、BPO大手も首都外に進出をしたのだと考えられます。コールセンターで働いているひとで首都外から来ている人の数は大きいです。そして皆仕事場に近 いところに部屋を借りて生活をしています。なので、首都圏外に住んでいるひとでコールセンターの職務につきたい人にとってはとっておきの ニュースになったでしょう。コールセンターの仕事は給与が他の仕事よりも良く、需要が高い職務で、今後コールセンターの数 はフィリピン全国に多く広まるようになると思われます。






2012年 アキノ大統領 大統領施政方針演説

アキノ大統領は7月23日、首都圏ケソン市の下院議事堂で3回目の施政方針演説を行いました。演説はすべてフィリピン語で、午後4時から約1時 間半続きました。統計数字や経済指標を引用しな がら、災害、汚職、雇用、厚生、エネルギー、教育、 インフラ、観光、国防、治安、公務員の待遇会税 など各課題の成果を部分的に取り上げました。そしてアロヨ前大統領訴追など前政権下の不正 追及びに触れ正義実現へむけた取り組みも述べ ました。最後にアキノ大統領は「国民が団結すれば不可能なものはないことを世界に示し た」と改革の結果が上がったとの見方を強調して演説を閉めました。(マニラ新聞などより) 演説をすべてフィリピン語で行ったことによってフィリピン国民によく伝わったと思います。また広い 分野の成果を取り上げ国民にフィリピン成長をアピールしました。各課題を部分的に取り上げたの で、ビジネスマンや投資家にとっては少々物足りなかったかも知れません。アキノ政権になってから2年間でたくさんの成果をあげてきましたが、最近は支持率が下がってきて いるアキノ大統領。この演説を期にまた民衆からそしてさまざまな企業からの支持をあげることで しょう。 今後政権の動きに注目したいところです。






フィリピンの島が今世界で注目を浴びています。

フィリピン・パラワン 「アリアラ島」パラワン島沖に浮かぶ小島「アリアラ島」が、米ファッション・ライフスタイル雑誌「ヴォーグ」 英国版で「休暇を過ごすのに最適な場所100選」に選出されました。面積125エーカー(約50万5,900平方メートル)のアリアラ島は、英国出身のマクローチ夫妻 が所有しています。白砂のビーチが全長600メートルにわたって広がり、ウミガメやジュゴン などを観察できるようです。同島は今年1月、米雑誌「タイム」で「最も優れたプライベートア イランド・リゾート」に選出されたほか、英紙「インディペンデント」でも「2012年の最も驚くべき 旅行先」に選ばれています。ボラカイが世界のベストアイランド部門で第1位米旅行雑誌の読者人気投票で世界のベストアイランド部門でボラカイがトップに 米ニューヨークに本社を持つ旅行雑誌「トラベル&レジャー」はこのほど、世界中の観光地 やホテルに関する読者による人気投票結果を発表しました。白砂のロングビーチで有名なボラカイ島は、評価点が93.10ポイント(最高は100)となり、11 年の4位からランクを三つ上げ、1位に躍り出ました。前年トップだったギリシャのサントリーニ島は、6位に陥落しました。 バリ島は同90.41ポイントで前年同様2位となり、3~5位はガラパゴス諸島、マウイ島、豪州 グレートバリアリーフでした。(フィリピン観光省などより)フィリピンは大自然の宝庫です。たくさんの島からできている国ですで、まだまだ未知の自然の宝が あるに違いないと思います。フィリピンに訪れる観光客も年々増加してきています。そして、フィリピン観光省も世界からの様々な 賞を武器に観光宣伝の活動をしています。フィリピンの自然を満喫しようと毎日各国から観光客が訪れます、観光客の数が増える一方で、海辺 のゴミ、島の汚染などの問題もポツポツでてきています。この問題の解決策を早く自治体や政府が作り、フィリピンの自然を長く大切にしていければよいなと 思っております。一番の解決策はフィリピンに住んでいる人、フィリピンに訪れる人の意識だと思います。意識はとても 単純なことから始められます。ゴミのポイ捨てはしない、「自分のゴミは自分の責任」という意識です ね。自然は人の手で作られたものではありません、でも人の手で簡単に壊れていくものであります。今回の表彰は再度フィリピンのとてもすばらしい大自然を大切にしていかなければならないというよ いきっかけになったのではないかと思います。

Contents

2012

2014

2013

2011

  • プリセールの時代は終わる。フィリピンの不動産は、現物市場へ突入!海外不動産案内船「土佐丸」
  • 不動産運用の新しいカタチ ホテル・コンドミニアムサービス Versailles Stay
  • メトロマニラに特化した、完全日本人向け賃貸情報サイト CONDO NAVI
  • オリジナル内装ブランド OASIS
  • 暮らしの困ったを解決します!匠ハウスケアサービス
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  • フィリピンの経済が一目で分かる経済レポート
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