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フィリピンレポート2012年9月

経済指標

為替




9月はペソ、米ドルともに一ヶ月間で乱高下しました。今年もあと残すところ数ヶ月となりましたので、
今 後フィリピンへの外貨送金が増えてくると思います(フィリピン人海外就労者(OFW)が家族のために送 金をするため)。
なので今後はペソ高になってくるのではないでしょうか。






インフレ率

9月のインフレ率は4.2%とこれまでの7ヶ月間で一番高くなり
12年度の1月のインフレ率にもっとも近い数字 となりました。
インフレ率が上がった理由としては主に以下の物資の値段の
上昇のためになります。 飲食類、ノンアルコール飲料、衣類、
住宅、水、電気、ガス、燃料、家具、家のメンテナンス、交通費用。
物価の動きが激しいのは主に食品類。特に魚や野菜そして果物が
台風の影響で高くなりました。
食品類に続きて物価に大きな動きがあるのは水、電気となります。

証券取引所指数

9月は、米国等の追加金融緩和の動きなどを背景に、PSE株価指数(PSEi)は反発しました。9月28日の終 値は5,346.10ポイントで、8月末の終値5,196.19ポイントから149.91ポイント、率にして2.9%の上昇とまりま した。年初9カ月間累計では、PSEiは974.14ポイント、率にして22.3%の上昇となり、アジア主要市場のなか でトップクラスのパフォーマンスとなっています。 9カ月間のフィリピンのセクター別株価指数パフォーマンスに関しては、1位が金融の41.5%上昇。以下、不 動産の40.0%上昇、持株会社の28.2%上昇、工業(製造業、電力・エネルギー、建設など)の15.0%上昇、 サービスの11.4%上昇、鉱業・石油の15.6%下落と続きました。






フィリピンニュース特集



送金額が5.3%増



中央銀行によると、1~6月の海外からの送金総額は112億7,000万ドルで、前年同期比5.3%増だった。政 府の通年の送金総額目標である201億2,000万ドル(前年比5%増)の達成に向けて好調な上半期の実 績。中銀では6月から「送金」の定義について、フィリピン人海外就労者(OFW)による個人的または資本 金ベースの送金行為と狭義の定義に修正した。



フィリピンのOFWは比総人口の約10%、およそ800万人と言われています。所得の低い比人の一般家庭 では、一家の大黒柱がOFWとして海外で身を粉にして働いているという話をよく耳にします。半年で112億 7000万ドルという大金が送られています。しかも前年同期比の5.3%の伸びを見せています。この事実に 目を向けるなら、国内の雇用創出拡大を謳っていたアキノ政権の舵取りは、成功していると言えるか、考え させられるところです。

外国人証券投資が拡大

比証券取引所によると、1月から8月22日までの約8ヶ月間における 外国人による証券投資の純流入額は894億ペソで、前年同期の191億 ペソから4倍以上と大幅に拡大した。国内経済の好調ぶりを反映して おり、国内外の投資家による1日平均の総売買高も73億5000万ペソ で前年比28.7%増。同所株価指数も年初に比べ17.5%上昇。上場企業 の全株式時価総数も15%増の10兆ペソに近付いている。 (マニラ新聞より) 前年同期比株式への投資額が4倍以上とは非常に驚きです。それだけ比経済への関心の高まりが、この 数字に表れているようです。

不動産融資残高19%増で史上最高:6月末

フィリピン中央銀行(BSP)は10月1日、2012年第2四半期末(6月末)の商業・ユニバーサル(拡大商業)銀 行と貯蓄銀行の不動産投資・融資残高合計を発表した。 それによると、不動産投融資(REE)残高合計は前期末比4.4%増、前年同期末比18.9%増の5,616億 4,100万ペソであった。銀行 別では、商業・ユニバーサル(拡大商業)銀行が4,340億0,500万ペソ(シェア 77.3%)で全体の約8割を占めた。一方、貯蓄銀行は1,276億 3,600万ペソ(シェア22.7%)。 不動産融資(REL)残高合計は前期末比4.3%増、前年同期末比18.8%増の5,464億 5,500万ペソと拡大。 そのうち商業・ユニバーサル(拡大商業)銀行の不動産融資は4,188億1,900万ペソ(商業施設融資2,784 億8,800 万ペソ、住宅ローン1,403億3,100万ペソ)であった。 不動産融資の不良債権(NPL)残高合計は前期比9.6%減、前年同期末比6.6%減の242億0,200万ペソ、 その結果不動産融資に対するNPL比率は4.43%で前期末、前年同期末から改善した。 総融資残高(銀行間融資除く)における不動産融資比率は14.97%で前期末から縮小したが、前年同期末 からは拡大した。 (12年10月1日のフィリピン中央銀行資料などより - http://ph.isajijournal.com/ )

(出所:中央銀行資料より作成) 注1.数字は商業・ユニバーサル銀行、貯蓄銀行の合計 注2.総融資残高(TLP)には銀行間融資(IBL)は含まれていない フィリピンはASEAN各国でも成長率見通しが上昇しており、不動産・建設をはじめとする内需が引っ張る フィリピン経済の好調さが際立っています。 




年間上昇率46%!フィリピン株ファンド

キャピタル アセットマネジメント(東京都千代田区内神田、代表 者:杉本年史社長)が運用する「フィリピン株ファンド」が傑出した パフォーマンスを見せている。 2012年9月末時点での過去1年の上昇率(リターン)が45.76% となり、日本の全ファンドのなかでトップとなった(モーニングスター集計・発表、対象は純資産10億円以上 のファンド、過去1年実績比較)となった。

ちなみに、第2位は野村アセットマネジメントの「ワールド・ゲノムテク ノロジーBコース」の42.49%、第3位は同「ワールド・ゲノムテクノロ ジーAコース」の40.33%、第4位はドイチェ・アセット・マネジメント の「DWS欧州ハイ・イールド債権F(豪ドル)(毎月)」の38.75%、第5位は野村アセットマネジメントの「(オー ロラF) タイ投資F」の38.72%となっている。 「フィリピン株ファンド」の上昇率は9月の1カ月間では2.89%、6カ月間では2.53%となっている。設定日 (2010年5月28日)以来の上昇率は55.96%(上昇率は、分配金を再投資したものとして計算)に達している。 「フィリピン株ファンド」は、純資産総額10億円以上のファンドとしては、現時点では唯一の「フィリピン市場 へ投資するファンドである。フィリピンの取引所に上場している株式、ならびに世界各国・地域の取引所に 上場しているフィリピン関連企業の株式を主要投資対象としている。 フィリピンは、若い人口を基盤とする旺盛な内需のほかにも、卓越した英語力を武器に世界に展開する OFW(在外フィリピン人就労者)を強みとするユニークな経済構造を有する。このような強みが発揮されつ つあり、景気は堅調に推移、今後成長力を高めると予想されている。 このような良好なファンダメンタルズを背景に、フィリピン株式は9月時点で今年もアジア最高クラスのパ フォーマンスを見せており、今後も堅調に推移すると期待されている。キャピタル アセットマネジメントは、 特に消費関連、インフラ関連、銀行などのセクターが経済成長の恩恵を受けると見ており、これらの業種を 中心に投資していく方針である。 ちなみに、8月末時点での「フィリピン株ファンド」の組み入れ銘柄の業種別構成比率は不動産22.4%、銀 行21.7%、資本財17.8%、各種金融12.1%、公益事業7.4%、その他16.4%、現金2.2%となっている。 組入上位銘柄とそれらの構成比率は、SMインベストメンツ8.9%、SMプライム6.9%、アヤラコープ6.7%、 ユニバーサル・ロビーナ6.3%、アヤラランド5. 8%、メトロバンク5.7%、メトロ・パシフィック5.4%、BDOユニ バンク5.3%、BPI5.2%、メガワールド3.7%などである(モーニングスター株式会社ウエブサイトやキャピタル アセットマネジメント株式会社の月次レポートなどよ り - http://ph.isajijournal.com/ )欧州債務問題等で世界が揺れているなかでフィリピンはそのダメージをさほど受けず着実にフィリピン経済 が成長をしていますので、今後もっとフィリピンに注目をする方が多くなるのではないでしょうか





フィリピン不動産市場今後も上昇の予測--コリアーズ・インターナショナル発表

世界中のマーケットにおいて総合的な不動産の コンサルティング業務を行っているコリアーズ・インターナショ ナル(コリアーズ)が、フィリピン不動産市場概観2012年第2四半期及び1年後の見通しをウェブサイトに掲載 した。 マニラ首都圏の不動産市況は依然上昇を続けている。第2四半期のマニラ首都圏マカティ中央ビジネス区 (CBD)の土地価格は1平米当たり平均28万4,635ペソで、高水準であった前期からさらに0.2%上昇した。コリ アーズでは今後1年間で8.5%上昇すると予想している。マカティに隣接する再開発地区フォート・ボニファシオ の土地価格は前期比1.4%上昇、今後1年間では15.1%上昇すると予想されている。

住宅部門の動向は・・・ マカティ中央ビジネス区(CBD)では、ラッフルズ・レジデンシズ(220戸)等4棟の高層コンドミニアムが年内に引 き渡しとなる予定。マカティ市における2012年の新規住宅供給数は前年比5%増の合計1,750戸に達すると見 られる。一方、フォート・ボニファシオでは、2012年下半期に住宅1,600戸超が引き渡しとなり、2012年の新規 住宅供給数は合計4,511戸となる見通し。マニラ首都圏全体では、2012年上半期にスタートした住宅建設プロ ジェクトは1万9,000戸超となった。 高級住宅の空室率は、引き続き外国人駐在員の需要に支えられ5%へと低下した(前期6.%)。全クラス合計の 空室率は11.8%、供給増加で1年後には12.6%へ上昇すると予想されている。

マカティCBDの高級アパート(3ベッドルーム)の月間賃貸料は前期比6.1%増の平均698ペソ/m²。ロックウェ ルは同1.3%増の平均788ペソ/m²、ボニファシオ・グローバルシティー(GC)は同1.7%増の平均695ペソ/m²。1 年後の2013年第2四半期には4.1%~6.7%上昇する見通し。 マカティCBDの高級アパート(3ベッドルーム)流通市場価格(資産価値)は、1平米当たり7万9,000ペソ~15 万2,000ペソ(平均約11万5,000ペソ)であった。コリアーズは、資産価値が今後1年間で5.0%上昇すると予想 している(12年9月18日のコリアーズ・インターナショナル資料より)。

マカティ、オルティガスとフォート・ボニファシオの3地域を比べると、マカティの中央ビジネス地区の地価の対 前期伸び率は、0.2%と最も低いものの1平米当たり約57万円と飛び抜けて高いです。一方、同伸び率で見 比べると、フォート・ボニファシオは1.4%で、マカティとオルティガスよりも突出しています。フォート内にシャ ングリラホテルやフィリピン証券取引所が進出する予定で、地価の上昇期待が現れているもよ うです。 同マカティ地区の高級住宅の空室率が、2011年第一四半期の9.9%から4.4%と大幅に減少しているのは 見逃せないです。RCBC内にも多くの外国人駐在員とみられる人たちを頻繁に目にする。ワンセントラルの 潜在顧客でありますね。

Contents

2012

2014

2013

2011

  • プリセールの時代は終わる。フィリピンの不動産は、現物市場へ突入!海外不動産案内船「土佐丸」
  • 不動産運用の新しいカタチ ホテル・コンドミニアムサービス Versailles Stay
  • メトロマニラに特化した、完全日本人向け賃貸情報サイト CONDO NAVI
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