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フィリピンレポート2012年12月

経済指標

為替




2012年の為替市場は右肩下がりになっております。そして2013年もよりペソ高になってくると の予測があります。 ニュースでは来年1ドル39ペソになる可能性もあると報道されておりまし た。






インフレ率

2012年のインフレ率は大きな動きがありました。ですが、確実に下がってきています。そしてフィリピン 中央銀行は2013年のインフレ率の見通しは3.1%としています。

証券取引所指数

今年のフィリピンの株式市場は投資家にとってとても魅力的な年になったのではなったのではないで しょうか? 初半期から右肩上がりをし5月、6月頃に少々落ち込んだものの2012年の末には5,866.83ポイントと また最高値を記録しました。

最高値を記録した日に大きく値上げしたのが下記の企業です。 Globe Telecom (通信プロバイダー事業) SM Prime (ショッピングモール事業) SMIC (インベストメント事業) SMDC (開発事業) Metrobank (銀行事業) MPI (インベストメント事業) またメガワールドも値上がりをしてきています。 2013年もこの調子でいくとなるとますますフィリピンの株式市場 に目が離せませんね。




フィリピンニュース特集



2012年のフィリピン経済の風は良好



フィリピン中央銀行(BSP)は12月21日に、12年第3四半期(12年9月末)及び年初9カ月間(12年1月~ 9月)の国際総合収支を発表した。 フィリピンの貿易収支は慢性的赤字にもかかわらず、赤字額を大幅に上回る海外フィリピン人就労者 (OFW)送金により、経常収支は黒字というパターンが定着している。OFW送金の威力による経常収支 の黒字継続がフィリピン経済の特色であり、ペソ高、株式市場の高パフォーマンスの大きな要因となっ ている。 [2012年第3四半期の国際総合収支動向] 下表の通り、経常収支の黒字は前年同期比33.6%増の30億7,900万米ドル、対GNI比、対GDP比はそ れぞれ3.8%、5.0%へと上昇した。海外フィリピン人就労者(OFW)送金が同6.3%増の56億3,300万米 ドルに達し、貿易赤字の14億3,500万米ドル(物資とサービスの合計:以下同様)の3.9倍に達したことな どで、経常収支黒字が一段と拡大した。 ただし、国際総合収支の黒字は同4%減の45億2,600万米ドルにとどまった。これは、資本金融収支の 黒字が同21%減少したことによる。もっとも、依然として高水準の黒字であり、2012年通年ベースでも大 幅黒字が維持される見込みである。 [2012年年初9カ月間の動向] 年初9カ月間の経常収支の黒字は前年同期比40%増の71億5,600万米ドルへと大幅増加した。経常収 支黒字の対GNI比、GDP比は3.0%、4.0%で各々前年同期の2.4%、3.2%から上昇した。 貿易赤字が同26.6%減の60億9,300万米ドルに縮小する一方、OFW送金が同5.5%増の161億1,600 万米ドルに増加したことで、経常収支黒字が一段と拡大した。9カ月間でも、OFW送金額が貿易赤字の 2.6倍に達しており、OFW送金の威力の大きさを物語っている。 ただし、資本金融収支の黒字が同93.6%減と急減したことで、9カ月間の国際総合収支の黒字は同 40%減の58億3,100万米ドルへと減少した。対GNI比、対GDP比は2.5%、3.3%で各々前年同期の 4.5%、6.0%を下回った。 (フィリピン経済金融情報122612)


2012年のフィリピンの経済は良い方向にいって年末を迎えることができたと思います。7.1%のGDP 上昇しアセアンの中でも経済成長が一番となるともいえます。 2013年もこの勢いで成長をしていくことでしょう。

フィリピン株ファンド3ヶ月連続トップ

キャピタル アセットマネジメント(東京都千代田区内神田、代表者:杉本年史社長)が運用する「フィリピ ン株ファンド」が傑出したパフォーマンスを見せている。 2012年11月末時点での過去1年の上昇率(リターン)が55.07%となり、日本の全ファンドのなかでトップ となった(モーニングスター集計・発表、対象は純資産10億円以上のファンド、過去1年実績比較、12月 10日時点の速報値)となった。これは、9月末から3カ月連続での首位である。 ちなみに、第2位は三井住友の「アジア好利回りリート・ファンド・リラ」の53.00%、第3位は野村アセット の「(オーロラII) トルコ投資F」の52.85%%、第4位は損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの 「フォルティス・トルコ株式『愛称:メルハバ』」の51.05%となっている。 また、国際株式型ファンドのなかでは、2012年2月~6月に5 カ月連続してトップパフォーマンスを維持し たのに続いて、今回再び3カ月連続でのトップパフォーマーとなった。 なお、11月30日時点の「フィリピン株ファンド」の上昇率は1カ月間では10.70%、3カ月間で21.79、6カ 月間では28.03%となっている。設定日(2010年5月28日)以来の上昇率は84.63%(上昇率は、分配金 を再投資したものとして計算)に達している。 「フィリピン株ファンド」は、純資産総額10億円以上のファンドとしては、現時点では数少ないフィリピン市 場投資ファンドである。フィリピンの取引所に上場している株式、ならびに世界各国・地域の取引所に上 場しているフィリピン関連企業の株式を主要投資対象としている。 フィリピンは、若い人口を基盤とする旺盛な内需のほかにも、卓越した英語力を武器に世界に展開する OFW(在外フィリピン人就労者)を強みとするユニークな経済構造を有する。このような強みが発揮され つつあり、景気は堅調に推移、今後成長力を高めると予想されている。 このような良好なファンダメンタルズを背景に、フィリピン株式は10月時点で今年もアジア最高クラスの パフォーマンスを見せており、今後も堅調に推移すると期待されている。キャピタル アセットマネジメント は、特に消費関連、インフラ関連、銀行などのセクターが経済成長の恩恵を受けると見ており、これらの 業種を中心に投資していく方針である。 (モーニングスター株式会社ウエブサイト)より


上記のように今後のフィリピン経済を見込んでフィリピン株式に投資をする企業がこれからもっと増えて くると思います。それらを支えとして、フィリピン独自の武器を上手に利用して今後のフィリピン経済がよ り伸びてくることでしょう。

セブ国際空港新ターミナルプロジェクト

フィリピン第二位の規模を誇るマクタン・セブ国際空港(MCIA)の新旅客ターミナル・プロジェクトの入札手続き が開始された。 老朽化が目立つMCIAに関して、フィリピン政府は、官民連携(PPP)プロジェクトとして、MCIAの新旅客ターミ ナル建設などによる旅客処理能力増強、近代化を計画している。 現ターミナルは、年間450万人の乗降客処理を前提として設計・建設されたが、現在の年間乗降客は600万 人に達している。乗降客数は過去10年間で年率13%増加しており、2016年までには1,000万人に達する見込 みである。したがって、新ターミナル建設は緊急課題と言える。 運輸通信省(DOTC)とPPPセンターは12月21日に、このMCIA新旅客ターミナル建設プロジェクトを公示、入 札資格事前審査や入札への参加を呼び掛けた。 このMCIA新旅客ターミナル建設プロジェクトは、PPPプロジェクトのなかで、今年8件の公示案件となった。 (12年12月21日のフィリピンPPPセンター発表などより) 8ニュータウンブルバードやワンパシフィックレジデンスが建設されているセブのマクタン島に新ターミナルが 建設されます。上記にあるように来客数が多くなっているために今回のプロジェクトが持ち上げれられた次第 です。セブの窓口の空港が近代化し、街中ではマクタンニュータウンセンターの開発と現在のセブはとてもイ キイキしています。すべてが完成するのが待ち遠しいですね!

首都圏のホテル客室稼働率71%

観光省によると、12年年初8カ月間(1~8月)の首都 圏のホテル平均客室稼働率は前年同期比3.43%減 の66.43%。平均滞在日数は2.48日で、前年同期の 2.50日に比べ0.02日短かった。 その中で、最高級カテゴリーであるデラックスホテルの 平均客室稼働率は前年同期比1.57%減の71.04%、 平均滞在日数は2.96日で前年同期より0.10日短かっ た。 一方、12年8月単月の首都圏ホテル平均客室稼働率 は前年同月比0.13%減の61.76%。平均滞在数は 2.39日で、前年同月より0.12日短かった。また、デラッ クスホテルの平均客室稼働率は前年同月比3.13%減 の65.35%、滞在日数は2.71日で前年同月より0.29日 短かった。 (フィリピン観光省発表より)




マカティ購入物件賃貸料上昇

国際的な総合不動産コンサルティング企業であるコリ アーズ・インターナショナル(コリアーズ)が、フィリピン 不動産市場概観2012年第3四半期(12年7~9月)動 向、及び1年後の見通しをウェブサイトに掲載した。 それによると、第3四半期のマニラ首都圏マカティ中央 ビジネス区(CBD)の土地価格は1平米当たり平均28 万49,100ペソで、高水準であった前期からさらに1.6% 上昇した。コリアーズでは今後1年間で8.8%上昇する と予想している。マカティに隣接する再開発地区フォー ト・ボニファシオの土地価格は前期比5.6%上昇、今後 1年間では8.5%上昇すると予想。一方、オルティガス では土地価格が1平米当たり平均13万2,000 ペソで、 前期を1.0%上回った。今後1年間では6.0%上昇する 見通し。 (フィリピン経済金融情報120712) 首都圏の稼働率は71%少々減少気味ですがこの数字は高い数字といえます。そして平均2日間の滞在はビ ジネス関係でフィリピンに来る方が多いと考えられます。 そしてマカティ市内の賃貸料が年々上昇してきています。上記によると今後は6%上昇する予定です。



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