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フィリピンレポート2014年04月

今月、4月はキリスト教徒が国民の8割を占めるフィリピンにとってクリスマスとともに 重要な年中行事。
主にイエスの受難と死。そして復活にまつわる物語を教会のミサを中心して 追体験する。
実際キリストがエリコの街からエルサレムに入城する際に20kmの道のりを
歩いて通うという熱心なキリスト教徒もいるそうです・。





経済指標

為替




為替の動きも最高値で0.42ペソ代後半で、一時期0.41ペソ代を叩き出してい た頃に比べると十分安定してきた。
このまま安定か、更なるペソ安への動きを見せ、 投資や国外のフゖリピン人からの送金額Upをはかりたい。
現在の為替での投資を積極的に行うことをお勧めさせていただきます。






インフレ率

2月の総合消費者物価上昇率(インフレ率、2006年=100)は前年同月比4.1%(速報 値)となり、前月から0.1%ポイント低下、フゖリピン中央銀行(BSP)の直前予想圏内 (3.8~4.6%)にとどまると共に、政府の2014年インフレ予想圏内(3.0~5.0%)にお さまった。全般的に物価が上昇したにもかかわらず酒類・煙草のインフレ率の大幅鈍化が 総合インフレ率を押し下げた。 2014年年初2カ月間(1~2月)の平均総合インフレ率は4.2%で、2014年度政府インフ レ目標(3.0~5.0%)圏内で推移しているため、想定内の物価上昇といえる。

証券取引所指数

フゖリピン証券取引所指数(PSEi)は、2014年1月の様子見相場から動きがみられ、 2月のフゖリピン株式市場は上昇基調だった。3月は11日につけた当月の高値より軟調 となり、今月の終値は、その高値より約7%安い6350.12ポイントで引けた。 今月は、久しぶりに、2014年初の新規株式公募がある予定だ。不動産企業「ダブル ドラゴン・プロパテゖーズ」(ダブルドラゴン)でIPO規模は11億5,946万ペソと小型 ということもあり、公募価格決定のために3月17日~20日に実施されたブックビルデゖ ングでの応募倍率は14倍に達し、IPOでも人気化することが予想される。 ダブルドラゴンは、ジョリビー・フーズ(JFC)創始者らによって保有されている不 動産企業である。すなわち、ジョリビー・グループ企業といえる。 調達資金は、「シテゖモール」という不動産開発に大半が振り向けられる。売り場面積 5千~1万平米の中小型モールであり、スーパーマーケット、小売り店、JFC傘下のジョ リビーなどのフゔースト・フーズチェーン店などで構成される。主にビサヤやミンダナ オ中心に展開、2020年までに100都市に出店する予定。今年一番の注目銘柄だ。




フィリピンニュース特集



メガワールド、ミンダナオでも大規模開発 150億ペソでダバオパークダウンシップ

弊社のパートナー企業であるフゖリピン大手不動産開発企業メガワール ドは、フゖリピン全土での大規模開発を展開中だ。 3月19日、各メデゖゕの発表によれば、新しい都市開発のプロジェクトと して、メガワールドがミンダナオ島のダバオ市で開発プロジェクトを開始 するとのこと。マニラ首都圏、セブ、中部ビサヤ地方のイロイロに引き続 き、10個目の都市開発となる。


メガワールドは、ダバオ市のラナンゴルフ&カントリークラブの跡地11ヘクタールを、ダ バオ市の中心となるビジネス街として、また、IT・BPO事業のミンダナオ地方のハブとする 計画だ。そして、オフゖスや商業施設のほか、コンドミニゕムなどの住居、学校なども建設 する予定だ。 5~7年で、この新しい街を開発する。一番最初に、商業ビルを建設する予定で、5年間で 約2万人規模の雇用を生みだすとみている。投資額は150億ペソと見込まれている。



現在、メガワールドが手掛けたまたは、手掛けている主な都市開発計画は左の図の通りだ。 特にメガワールドの都市開発プ ロジェクトで最大級のものが、イ ロイロで開発中の「イロイロ・ビ ジネスパーク」だ。国内最大規模 のITパーク、ホテル、住宅などで 構成されている。 開発のベースとなるのはメガ ワールドが2007年に政府から12 億ペソで取得した旧イロイロ空港跡地(54.5ヘクタール)であるが、 入居希望が予想以上に多いことな どから、開発総面積を当初予定の 54.5ヘクタールから72ヘクター ルへと約3割も拡大した。総工費 は350億ペソと予測されている。 フゖリピンでは、首都圏だけの 開発にとどまらず、各地方での開 発がすすめられ、これから数年の 内に「地方の時代」が始まろうと しているといえるだろう。

フィリピン、政府機関の要職に女性多用

3月8日は「国際女性デー」である。フィリピンでは3月を「女性の歴史 上の役割を評価する月間」「全国女性心臓健康月間」として、3月の 第1週を「女性週間」として、女性を称えている。 政府は、女性参政77年目に入るこの4月を前に、出版された2013年4月30日のデータをゕップ デートした。1937年4月30日行われた国民投票 (賛成91%、反対9%)でフゖリピンにおける女 性の参政権が認められて以来、女性は政治の中で重要な役割を果たしてきた。参政権を獲得した 同年にカルメ ン・プラナス女史(マニラ市議)ら5人の女性が地方選に当選した。 フゖリピンにおける女性の参政権は、スペイン植民地時代の独立運動にまで遡る。 植民地時代は、女性の役割は主婦業のみに限られていたが、独立運動を率いた秘密結社(カテゖプ ナン)が設立されると、女性も男性と同等に運動に参加が出来るようになった。 1937年には、婦人参政権運動が実り、女性の投票権が認められた。1946年4月にはゕメリカの7 月4日の独立宣言に先立ち、自由選挙が開催される。しかし、1972年にマルコス元大統領による 戒厳令が布告されるまでの期間は、女性の政治参画率が低く、女性は合計26名(下院議員11名、 上院議員7名、州知事6名、市長2名)に留まった。女性を取り巻く環境が大きく変化したのは、 1986年にコラソン・ゕキノ氏が女性として初めて大統領に就任してからだった。 現在の女性国会議員の数は、上院(24議席)6人。下院(234議席)64人。また、現在、政府及 び政府機関の要職を占めている女性はデ・リマ司法相や バルドス労働雇用相など55人。また、女 性の在外大使・総領事は26人である。なお、フゖリピンは、男女平等度ではゕジゕで断トツ、世 界でもトップクラスと評価されている。2013年男女平等度トップはゕイスランド、2位フゖンラ ンド、3位ノルウェー、4位スウェーデン、5位フゖリピンと続く。ちなみに、中国は69位、日本 は105位、韓国は111位であった。

フゖリピン人にとって家族は、非常に大切な存在である。 伝統的なフゖリピン人家族は、父親を一家の主としてみなし、母親は、家事、育児、親の面倒や 家族の健やかな成長を見守る役割をしている。しかし、フゖリピン社会の変化により、家族関係 にも大きな変化をもたらしている。フゖリピンの家族に影響を与えている主な要因は、「働く女 性の増加」だ。本来、一番大切な家族と一緒に暮らしたいというフゖリピン人の幸せが、生活の ために父親又は母親、あるいは両親が居ない家族が増えている。 とても複雑な問題だが、ただ高等教育を受けた女性や働く意志を持つ女性が、その能力を活用 せずに家庭にとどまる留まることは、フゖリピンの社会経済にとって損失である。 今後政府は、 フゖリピン人家族の幸福を実現するためまた、女性が仕事と家庭を両立できるための環境づくり を考える必要がある。

損保ジャパン記念財団、フィリピン学習環境整備を支援 特定非営利活動邦人 ソルトパヤタスに助成金

損保ジャパングループはCSR(企業の社会的責任)への取り組みの一環として、損害保 険ジャパンが出捐している公益財団法人損保ジャパン記念財団は、日本国内で実施してい る助成制度を発展させ、海外、特に発展途上にある国や地域の社会福祉の向上を目的に、 2010年から「海外助成」を実施しています。この助成は、募集対象国に在住する日本企 業の現地駐在員の推薦にもとづき、募集対象国において、社会福祉分野の非営利団体が行 う活動を対象としています。今年度の募集対象国はASEAN加盟国となりました。 今回の助成先の一つとして、フゖリピンで活動しているSalt Payatas Foundation(ソ ルト・パヤタス)が選ばれました。この助成金の使途は、スラム(政府の再定住地モデル 地区)にある児童館(子どもエンパワーメントセンター)の改修による子どもの学習など の環境の設備費用です。 この助成金贈呈式は、2月13日に、ソルト・パヤタスのフゖールドセンター(リサール州 モンタルバン市カシグラハン)にて開催されました。



(贈呈式での記念撮影) 福岡県糟屋郡に本部を置く特定非営利活動法人ソルト・パヤタスは、フゖリピン・ケソ ン市パヤタス地区とその周辺の貧困地区で、子どもと女性を中心に教育と収入向上の支援 を行う団体です。 ソルトが活動するパヤタス地区は、ケソン市から出されるゴミの集積場としてダンプサ イトがあり、それを囲むようにして民家が立ち並んでいる最貧困地域のひとつです。ここ にはこのゴミ山でゴミを拾い、専業または副業として収入を得ている人々が多くいます。 2000年7月に、台風の影響によるゴミ山の大規模な崩落事故が起こり、周辺の民家を飲 み込み多くの犠牲者を出しました。この崩落事故により、ゴミ山は閉鎖され、被災者は新 たな定住地としてリサール州モンタルバン市カシグラハンに移住させられました。しかし、 閉鎖されたゴミ山の隣に、不法投棄による第二のゴミ山ができ、また再定住地区には収入 源がないということで、再びこのゴミ山でゴミ拾いをし、収入源を確保しなければならな い生活を強いられている人々がいます。 ソルトはパヤタスとカシグラハンにおいて、子どもと女性のエンパワメント事業を 行っています。 子どものエンパワメント事業として、奨学金支援、学習支援、ライフスキル教育があ ります。学校へ行けない子どもへの学費支援をはじめ、お小遣い制度を取り入れ、自分 のお小遣いの中から可能な範囲で貯金をし、それを自分の通帳に記帳することで、貯め ること、その中で自分で遣り繰りすることを学習します。学習支援では、子どもたちが 集中して学習できる子どもセンターを設置、学習指導者は、奨学金事業で大学を卒業し た先輩たちです。学びの喜びや、目標となる先輩たちと一緒に学習することができます。 ライフスキル教育は、毎週土曜日のワークショップで、日本から寄付された図書を活用 し、本を通じた外の世界のさまざまな文化や、仕事、価値と出会う場を設け、子どもた ちに目標や夢を設定し、それに向けて挑戦する心の土台を構築します。 女性のエンパワメント事業として、女性の収入の安定と向上を目的としたクロスス テッチ製品の製作と販売を通した収入向上事業を行っています。以前はゴミ拾いをして いましたが、崩落事故のあと収入源を断たれた母親たち。ある日、マニラ在住の日本人 ボランテゖゕのゕイデゕで、刺繍により現金収入を得る事業を開始しました。それ以来 毎日練習を重ね、商品を製作、販売し、自分の夢、家族のために収入を得て貯蓄をする ことで、新しい生活の糧を得ています。このクロスステッチ製品は、日本でも販売を 行っています。 著者である私は、3年半前にフゖリピンにやってきて以来、ソルト・パヤタスでボラン テゖゕとして活動に参加してきました。初めてパヤタス地区に入ったときの衝撃 ー 大きなゴミ山と、その周辺地域に充満する生ゴミの匂い ーは、今でも記憶に残ったま ま離れません。そんな劣悪な環境での生活を強いられていても、パヤタスで出会った子 どもやお母さんたちの明るい笑顔に違った衝撃を受けました。ボランテゖゕとして何か してあげたいという気持ちはどこかへ行ってしまい、このようにたくましく生きるパヤ タスの人々から、強い精神力をもって生きる力をもらえるよう学ぼうと思うようになり ました。私が行った活動は、クロスステッチ製作をするお母さんたちへ、電子メール作 成やインターネットを使ったさまざまな検索方法について指導しました。パソコンの電 源を入れるところから、お客様との迅速なメールのやり取りの大切さや、インターネッ ト検索の利便性などを話合いながら進めました。現在は、なかなか活動に参加すること ができませんが、これからも活動に参加することを通して、経済成長著しいと言われる フゖリピンのもうひとつの現実と、それを自助努力で解決していく人々を直接見ていき たいです

2013年コメ生産量が過去最大に

フゖリピン農務省によると2013年のコメ生産量は1884万トンに上り、過去最大と なった。前年の生産量は1803万トンで2.3%の伸び率。台風被害により生産量の減少 が予測されたが、新記録が更新された。 比は世界一のコメ輸入国として知られる。殊に2008年には過去最大となる240万 トンを海外から輸入するコメ消費大国である。国際連合食糧農業機関(FAO)の 2011年の発表によると比のコメ生産量は世界8位。比の生産量は日本の倍以上で、 日本は11位。 比国内で出回るお米はインド型として知られるインデゖカ種で1粒1粒が細長く、 触ると割と簡単に割れてしまう。日本米のようには粘り気がないものが多い。 中でも高品質米として知られているのが「ジェノラド」で、香りも良く 適度な粘り気がある。弊社のあるRCBC内の某韓国料理店でも使われている。 粘り気が強いお米は「シナンドメン」。日本の餅米にあたるのが「マラグキット」で ライスケーキなどのお菓子に利用される。 後述する、稲の品種改良や稲作技術向上などを研究する国際稲作研究所(IRRI)は、 自然災害に強い米などの新品種開発を続けており、「IR64」は人気が高いらしい。 カリンガ州の固定種として知られる「ウイノ米」は、炊くとポップコーンのような香 ばしい匂いがするらしい。 また、世界遺産にも登録されたイフガオ州の棚田には、無農薬栽培の「テゖナウォ ン」が育つ。イフガオ族が神聖な米として育て数千年の歴史を持つ。この地は冷涼な 気候であるため、田植えの時期を間違えるとお米が育たない。 イフガオ族は、鈴虫の音や生える雑草などでその時期を判断したというが、 若い世代が都心部に流動し、伝統文化の喪失が現代の課題となっている。 「ウイノ米」 や「テゖナウォン」などは比の先祖伝来のお米で、無農薬栽培のもの はエゕルームと総称され、ゕメリカをはじめカナダ、ドイツ、香港、シンガポールな どにも輸出されている。昨年9月の農務省発表によると、ゕメリカだけでも87万ペソ 相当15トンのお米が出荷されている。 比の米事情の一面をひも解くと、マルコス政権下の1960年、アメリカの ロックフェラー財団などがルソン地方ラグナ州に国際稲作研究所(IRRI)を設立した。 この目的は、穀物の生産性を向上させ、貧困と食料危機を撲滅するためとされ、 通称、緑の革命(グリーンレボリューション)と呼ばれた。暴力的に要約すれば、 ゕメリカが化学肥料と農薬を必要とする高収量品種を導入し、比国内に散蒔くという 実験がなされたということだ。 同研究所は当時、イネ品種IR8という新品種を生み出し、70年にはなんと比がコメの輸出 国になるという結果をもたらす。同品種は背丈が1メートル30センチを超えるものであっ たらしい。年間の生産量を過去の数値の2倍近く引き上げた。 しかし再び比はコメの輸入国に戻ってしまう。大量の肥料と農薬を必要とした同品種の導 入により、病害虫が発生したため。同研究所はその後、病害虫に強いIR36という品種を 開発するが、いたちごっこが続く。 コノ当時を経験した人の話を聞くとみんな口をそろえて同じことを言う。 「昔のおコメは今のものよりももっと粘り気があって美味しかった」と。 パサパサは不味くてネバネバが美味いのかという議論もあるが、一つ言えるのは 同品種を利用した水田は生態系が壊れたということ。 生態系が壊れると、害虫とされる虫が大量発生したり、あるいは病気が蔓延する。 作物と土壌内のバクテリアとの関係が崩れてしまうからだ。 生態はいつも進化するから「こないだ効いた薬が今回は効かない。 それならばもう少し薬を強くせねばならない」とこうなるとやはり悪循環になる。 これからの農業には、農薬や化学肥料に頼らない、本来の土の偉力で、 作物が収穫できるのが理想だ。自然栽培を実践する人の話では 一度壊れた本来の土の状態が、本来の自然の状態に戻るのに3年近くかかるという。 農薬や肥料の力というものが逆に、怖いと感じるのは私だけだろうか。 農薬や肥料に頼らずに米の生産を続ける比の農家を応援したい(by NOBU)

フィリピン向け日本産牛肉の輸出解禁

2004年6月以降、日本の農林水産省は厚生労働省と連携して、フゖリピン政府当局との間に おいて、牛肉輸出解禁のための検疫協議を進めてきた。 このほど、二国間の検疫協議が全て終了し、日本からの牛肉輸出が認められることとなった。 このため、フゖリピン向け輸出施設を管轄する地方自治体及び動物検疫所において、輸出に必要 な衛生証明書の発行を開始する(今後、地方自治体及び動物検疫所に通知された後、実際の輸出 が可能となる)。 <主な輸出条件> ・特定危険部位(SRM)を含まないこと。 ・ピッシング※1や、圧縮空気もしくはガスを頭蓋腔に注入する機器を用いたスタンニング (気絶処理)を行わないこと。 ・フゖリピン向け輸出施設で処理されること。 ・月齢制限はなし。 <フゖリピン向け輸出施設> ・飛騨食肉センター/飛騨ミート農業協同組合連合会(岐阜県) ・滋賀食肉センター(滋賀県) ・株式会社ミヤチク都農工場(宮崎県) ・南九州畜産興業株式会社(鹿児島県) ・株式会社阿久根食肉流通センター/スターゼンミートプロセッサー株式会社 ・阿久根工場(鹿児島県) (14年3月11日の日本農林水産省発表より)。 ※1 ピッシングとは、と畜場で処理する際に、失神させた牛の頭部にワイヤ状の器具を挿入して 脳神経組織を破壊する作業のことである。この作業を行わないと、解体作業中に牛の脚が激しく 動いて現場職員がけがをする危険性があった。 一方、ピッシングにより、急激な心臓の収縮が起こり、その結果、脳・せき髄の組織が、血流 を介して食肉及びと畜場内の施設を汚染する可能性が指摘されていた。2005年5月に、食品安全 委員会は「食肉のBSEリスクをさらに低減させるため、ピッシングの中止に向けて、できる限 り速やかに進める必要がある」との見解を示した。この見解に基づき、厚生労働省を通じて各自 治体でピッシングの中止に向け取り組んだ結果、全国のと畜場でピッシングを中止する見通しが 立ち、2009年4月1日にと畜場法施行規則が一部改正され、ピッシングが禁止となった。 <コメント> フゖリピンでは日本食が人気で、特にマニラ首都圏ではここ数年、ラーメン、トンカツなどの 日本食レストランが増えている。こうした店では、輸入販売が許可されている米国産とオースト ラリゕ産が使用されていた。大手高級スーパーマーケットや食肉卸業者は、日本産和牛の輸入と 販売の早期解禁に期待を寄せているのではないだろうか。日本食ブームを背景に日本産和牛に期 待が高まる。

フィリピンの投資意識指数、アジアでダントツ

66ポイントに、2位マレーシア48、平均は22 先頃日本や香港で発表された、マニュライフ投資意識指数(MISI)2013年第4四半期版が フゖリピンでも紹介された。 ゕジゕにおけるマニュライフ投資意識指数(マニュライフISI)は、ゕジゕの8市場を対象 (今回からフゖリピンが加わり、それまでの7カ国から増加)に、主な資産クラスおよび投資 手段に対する姿勢について、投資意識を測定/追跡する独自の調査で、四半期ごとに実施さ れている。資産クラスとは、現金、株式、投資信託、債券、不動産(居住用および投資用) を指している。 ゕジゕ・マニュライフISIはゕジゕ各国でそれぞれ500人の投資家に対する調査に基づいて いる。回答者は中流層から富裕層に属する25歳以上の投資家で、家計の財務上の決定権を持 ち、現在投資商品を保有している人を対象としている。各資産クラスに対して回答した投資 に「非常に良い時期」と「良い時期」の百分率から、投資に「悪い時」と「非常に悪い時」 の百分率を差し引いたネットのスコゕとして算出される。各市場の全体の指数は、全資産ク ラスのインデックス値の平均で算出される。ゕジゕの指数は、全8市場の平均値です。 マニュライフISIは北米で長い実績を持つ調査である。マニュライフの拠点であるカナダで 過去13年間にわたって投資意識を測定しており、2011年からも米国でも実施されている。 2013年第4四半期における、中国、香港、インドネシゕ、日本、マレーシゕ、シンガポール、 台湾の7カ国・地域の投資家の投資意識指数は16 ポイントとなり、第3四半期の15 ポイント から1 ポイント上昇した。今回調査対象に加えられたフゖリピンを加算したゕジゕ全体では 22ポイントとなり、米国の第4 四半期における投資意識指数と同じ水準となった。 日本の投資意識は9 ポイント上昇して18 ポイントとなったが、その他の国で上昇したのはイ ンドネシゕ(3ポイント上昇して41)と香港(1 ポイント上昇して13)のみであった。香港 は若干改善したものの依然としてゕジゕ地域において最も悲観的である。 一方、フゖリピンの投資家は他をはるかに上回る66ポイントと最も楽観的かつ断トツの姿 勢を示している。2位はマレーシゕの48ポイント、3位はインドネシゕの41ポイント、4位は 日本の18ポイント、5位は中国の17ポイント、6位はシンガポールの13ポイント、7位は台湾 のマイナス11ポイント、8位は香港のマイナス13ポイントであった。比較対象のカナダは32 ポイント、米国は22ポイントであった。 調査対象となった大半の資産クラスに対する 投資意識は全体的にほとんど変化がなかった が、株式に対してのみ低水準ながら上昇した (3 ポイント上昇して9)。現金および居住 用不動産は引き続き投資家が好む資産クラス の上位2位を占めている。

Contents

2014

2013

2012

2011

  • プリセールの時代は終わる。フィリピンの不動産は、現物市場へ突入!海外不動産案内船「土佐丸」
  • 不動産運用の新しいカタチ ホテル・コンドミニアムサービス Versailles Stay
  • メトロマニラに特化した、完全日本人向け賃貸情報サイト CONDO NAVI
  • オリジナル内装ブランド OASIS
  • 暮らしの困ったを解決します!匠ハウスケアサービス
  • Capitarise Corporation Official Facebook Page
  • フィリピンに関するよくあるご質問
  • フィリピンの経済が一目で分かる経済レポート
  • CAPITARISEスタッフがお届けするフィリピンのHOTな情報BLOG