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フィリピンレポート2011年4月

経済情報



最低賃金

フィリピン労働雇用賞(DOLE)は、最低賃金引き上げに関する審議の結果を 5月15日までに報告すると伝えていました。 マニラ首都圏の最低賃金は404ペソ(日当)であり、75ペソの引き上げが 予測されています。 地方でも、100ペソの引き上げが予想されます。 よって都心と地方の全体が最低賃金の引き上げを実行し、経済の好調さがわかります。 良好なインフレ率の上昇で最低賃金の引き上げは止むを得ません。特に食品物価上昇は フィリピンに大打撃です。 当省の代表者によると今年中に全国各地で職業説明会が行われ、14の政府機関により83万人に 対する職場が提供されます。年々、失業率が減少している中、前記の政策の好影響で 更なる低率が期待できます。

国内投資額

貿易産業省(BOI)のエージェントとしてフィリピン国内の投資紹介やご案内、もちろん 外国人や海外企業の投資誘致もおこなっています。 当機関の発表によりますと第1四半期の国内投資学が1100億ペソまでに上り、昨年の同期比 、205%増を記録しました。 54開発が認可を受けたと同時に約1万1千人の雇用先を与えることになります。 10年の国内投資額は3461億ペソでした。 第1四半期で昨年の約3分の1近いです。あと3四半期分ありますが どれくらいまで投資額が上がるのか楽しみです。 ちなみに昨年の外国直接投資額は1961億ペソでした。 もちろん、今年は昨年の数字を超えると予測されます 国民や国内企業もフィリピンへの投資に利便性があると判断している証拠ではないでしょうか。

企業ニュース

サンミゲルグループ

大手ビール会社を所有するサンミゲル社はターミナル3の民営化計画(PPP)の入札に参加意向を 伝えています。 当グループは銀行、食品産業、エネルギー産業や再生可能製エネルギー業にも事業を 拡大中です。 また地方空港の獲得にも力を注ぐと伝え、驚く成長ぶりをみせています。

Corporate Holdings Management, Inc.

マカティ市から北東にあるサンマテオ市とアンティポロ市に4000ヘクタールとなるコーヒー 農園の開発をCorporate Holdings Management社が5年以内におこないます。 販売業者はネスレ社(Nestle)であり、既にセブにある200ヘクタール内の333本(コーヒーノキ )から生産されるコーヒー豆を販売している。 この農園も更に300ヘクタールを拡大することになっています。 地元銀行も農業や漁業生産・加工に大しての融資を積極的に受け入れ、投資家が農業投資に興味をもつため 優遇処置も用いられます。

フィルメック

農林水産省の参加にあるThe Philippine Center for Postharvest Development and Mechanization (フィルメック)は、コーヒー豆生産地近辺に21基の処理施設を2016年までに建築すると伝えています。 1基約5百万ペソなので、総費用1億5百万ペソです。 製造工程にはブレンド混合粉砕、乾燥、熱風や焙煎が含まれています。 コーヒーは栽培作物の中でもトップとされていたが海外需要が大きいため輸出が多くありました。 しかし大きくなっている国内需要の供給を狙う前述のような企業や個人農家も増えてきています。

パイオニアハイブレッド社

米国の大手種子会社のパイオニアハイブレッド社はトウモロコシ種の加工工場(約10億ペソ) をルソン島のターラック市に建設すると発表しました。 東南アジア、主にベトナムとパキスタンに輸出することが目的となります。 現在、既に4000トンを生産していますが、この建設されるプラントにより 12000トンまで増えます。当社の東南アジアの代表者は「アジア地域の市場は楽観的である」 と述べています。

CebuPacific

フランスから到着した新ATR 72-500 が今月から飛行することによりセブ・パシフィック飛行数は1日82回となります。他航空会社と比べますと、フィリピン航空とエア・フィルを足しても1日64回で、フィリピンで一番の発着数を誇ります。国内で増える観光地に伴い、セブ・パシフィックも飛行先を増やします。 フィリピン1の航空会社もそう遠くもないのではないでしょうか。国内で消費者が増加している中、セブ、ボラカイやパラワンといった今世界で注目を浴びている地域への旅行も大幅に期待されています。

タウンハウス開発事業

Capitarise Development Corp.キャピタライズ社 弊社はキャピタライズ社を設立。 マルチナショナル・ビレッジ内に建設されます ヴェロニカ・ハイツ(Veronica Heights) が第一号のタウンハウス開発です。  タウンハウスや戸建の建設・販売の需要が高い今、キャピタライズ社も同事業をはじめ、利益性の高いインハウスローンで当タウンハウス開発を販売します。

タウンハウス事業

銀行金利とインハウスローン 1年:7.88% 10.00% 3年:9.75% 12.60% 5年:10.00% 14.00% 10年:11.00% 16.00% 15年:11.25% 18.00% 20年:11.50% 20.00% 上記の通り、インハウスローンの固定金利は高いですが 銀行とは違い必要書類と予約金を用意するのみですので ハードルがものすごく低く時間もかからないため購入者がインハウスローンを選択することが多いです。 銀行は融資までの時間だけではなく審査も厳しいです。

アヤラ社

アヤラ社も風力発電開発会社へ出資しエコロジー開発に参入します。 発電所は2つで風車は25基と16基となり、2015年までに政府へ電気を販売する計画を立てています、 場所はルソン島の北端の海岸線に建設されます。 大手アヤラ社は他の企業、上記のサンミゲル社のようなエネルギー資源取引をおこなう会社に追いつこうと 事業を拡大しています。 現在は風車を主に所有していますが、三菱社と提携しフィリピンでの太陽光発電設備(ソーラー) を普及させる目標をもっています。

ローカル向け不動産市場

前頁の経済情報に掲載しましたように、都心の高級コンドミニアムの物件価格及び賃貸料は上がり 続けています。 現在は一番広いミドル層をターゲットとした戸建・タウンハウスの建築・販売数が伸びています。 住宅ニーズは高級コンドミニアムから戸建・タウンハウスへ転換しているのではないでしょうか。 人口増加と共に経済が成長しているためフィリピンのミドル層は将来性がまだまだあると 考えられます。 その中で、郊外地に戸建やタウンハウスが建築されています。 最も多いのはメトロマニラの南側でありマカティ市の南に位置するパラニャケ市が注目を浴びています。 高速道路を利用すれば空港や都心に近いため利便性が良いです。 この地域は地理上、高台に位置するため台風(オンドイ)の影響による浸水は心配もありません。 パラニャケ市はメトロマニラ圏内の北側と違い、まだ開発が可能な土地があります。 住宅地や工業施設も増えています。 歴史的に北側の開発が進んできました。 パラニャケ市を更に南下しますとカビテやラグナに集合住宅開発が多く開発予定にあります。 同地には経済地区もあり職場が増えてきているため 人口も増える予測もあります。

住宅建築許可発行数(NSO:国家統計局)

パラニャケ市を含むメトロマニラ圏内でのタウンハウス及び戸建住宅の建築許可数 が一番目立ちます。 2011年も更に建築数が増えると予想されています。 デベロッパーは住宅を分割で購入できるインハウスローンを提供しています。 購入者の約70%がインハウスローンを利用しているといわれています。

Contents

2011

2014

2013

2012

  • プリセールの時代は終わる。フィリピンの不動産は、現物市場へ突入!海外不動産案内船「土佐丸」
  • 不動産運用の新しいカタチ ホテル・コンドミニアムサービス Versailles Stay
  • メトロマニラに特化した、完全日本人向け賃貸情報サイト CONDO NAVI
  • オリジナル内装ブランド OASIS
  • 暮らしの困ったを解決します!匠ハウスケアサービス
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  • フィリピンに関するよくあるご質問
  • フィリピンの経済が一目で分かる経済レポート
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